≪よくある質問と回答(財産評価)≫


奥行価格補正率について


地目・路線価等のデータを入力して「奥行価格補正率表」を参照する仕様になっています。
そのため上書き訂正はできません。奥行距離を入力しないと、4m未満の土地と判定します。


不整形地の入力と印刷について


不整形地入力は入力フォームの2枚目の下にありますので、右側のスクロールバーで不整形地ボタン表示して下さい。
第1表から「シード移動」ボタンで不整形地の計算表に移動できるますので印刷できます。


不整形地の三角地等の評価について


このシステムは不整形地の三角地を評価することができません。
次のような土地の場合には、正しく評価されない場合があります。
1 土地の一部がいくつかの路線と接している土地
2 不整形地の場合でニ路線と接するような土地
3 斜面方向が、東南、南西などのがけ地
4 ニ方向の斜面のがけ地
5 大規模工場用地や広大地などの補正を要する土地


不整形地補正率のかげ地割合


「不整形地補正率表」はかげ地割合が10%未満の場合は不整形地補正率は計算されません。
かげ地割合が10%未満の場合には、整形地で計算して下さい。


貸家建付地の賃貸割合について


貸家建付地の場合「総額計算による評価額」のところで「貸家建付地に該当する」にチェックをいれます。
一部貸し付けている場合は借地権割合、借家権割合と賃貸割合が必要になります。
全体を貸し付けている場合には、この欄の上下は同額になります。
計算結果についてですが、このシステムは小数点以下を自動的に切上げています。


財産評価明細書の図面の編集


財産評価明細の図面の中の罫線を点線で表示したい場合がありますが、このシステムで自動起動するペイントソフトでは無理だと思います。
表示を拡大して、実線を等間隔で重なれば良いのですが時間がかかります。
他のペイントソフトを使用していただかないと、簡単に点線は引けません。
サンプルでは使用していませんが、国税庁ホームページの路線価図や地図を切り取ってそのまま利用することもできます。


図面を貼り付ける場合について


「不整形地等の評価明細書」へ図面を貼り付けるにはシートの保護を解除が必要です。
シートの保護はお送りしたパスワード又はベクター様のライセンスキーで解除することができます。
シートは必ず同じパスワードで保護をかけておいて下さい。エラーの原因になります。


財産評価明細書の印刷設定


印刷でA4用紙が2頁に渡り印刷されてしまう場合があります。
A4白紙の印刷は、表示されたシートをそのままプリンターに印刷しているのでシートの内容がそのまま印刷されます。
まず印刷用のシートに移動して、エクセルのメニュー「ファイル」「ページ設定」で印刷用紙の余白の調整と印刷シートの拡大/縮小をすることができます。